映画レビュー0252 『アンノウン』

今、レビュー書いてる時点でテレビでは「インセプション」地上波初放映やっとります。が、左上に「夢の世界・第1階層」とかご丁寧に書いてあります。バカじゃないの。

こんなことやってるから頭使わないで映画観るバカが増えてバカ丁寧で面白みのない映画が増えるんだよ! タコ!! さすが地上波。そこまでしないといけないならこの映画流さないで欲しい。

といきなり目に入っていきり立ったので荒れてみたよ☆

アンノウン

Unknown
監督
脚本
スティーヴン・コーンウェル
オリヴァー・ブッチャー
音楽
アレキサンダー・ルッド
公開
2011年2月18日 アメリカ
上映時間
113分
製作国
アメリカ・ドイツ

アンノウン

アメリカの植物学者マーティンは、学会出席のために妻のリズと共にベルリンへやって来るが、マーティン一人がタクシーに乗った時に事故に巻き込まれ、4日間昏睡状態に陥ってしまう。やがて目覚めたマーティンが妻の元へ向かうと、赤の他人のような素振りで「知りません」と言われ、自分と同じ名前の旦那が現れる…。

設定◎。大味だけどそれなりに楽しめます。

7.0

なるほどなるほど、そういう話でしたか。ないとは思ってましたが、「まさかの夢オチ」の恐怖心と戦いながら、でもやっぱりそのオチではなくて一安心。

「なぜ起きたら自分のニセモノがいて、この世にいない者とされたのか」というこの物語の一番のキモの部分については、(少なくとも自分は)今まで観たようなものでもなく、納得できる話ですごく面白い…というか僕好みの設定でしたね。そういう事ならそういう話になっても納得だよね、という。なかなか現実として有り得ないような話だけに、「これ納得できる話になるのかなー」と心配だったんですが、その辺しっかりクリアしてきてくれたので満足です。

ざっとおさらい。

事故に巻き込まれたマーティンは、身分を証明するようなものも一切なく、頼りの妻も「あんた誰?」ってな始末なので、いきなり八方塞がり。ですが、看護婦さんの友達の輪的なご紹介により一本の糸をたぐり、徐々に真相に迫っていく…というお話。

ご存知節穴君としては、事故る直前のタクシーのシーンで「ちょっとタクシーの運ちゃんのかわいさおかしいだろ」と笑ってたらやっぱり重要人物…というかヒロインだったという。ダイアン・クルーガー。「ナショナル・トレジャー」でのエロかわいさを忘れてました。ごめんね。

そんな彼女がなんで率先してよく知らないオッサンの手伝いをしとんねん! とか、人殺しといて追手が無いってどういうことやねん! とか、生粋の埼玉人がエセ関西弁で関西人の逆鱗に触れるほど、かなりモロモロご都合主義的にすっ飛ばした映画であることは否めません。いかにもな娯楽映画であり、勢いに頼ってアラは隠しちゃいましょうという、楽しようとしてる感じがアリアリと出てて、全体的なサスペンスっぽさは好きですが、でもサスペンスとしては雑に過ぎるという部分はやっぱり残念。当たり前ですが、あくまで「娯楽アクション」の域を出てない映画かな、と。

サスペンス要素の落とし所は面白かっただけに、もっと濃厚で緻密なサスペンスしてくれればかなり好きな映画になった気はします。その部分で個人的には残念な部分がありました。

まあ、でも事前情報無しに「なんか映画観たいけど外したくないぜ!」って時には悪くないチョイスだと思います。ものすごくいいって映画ではないけど、いかにも普通に楽しめる映画という意味では、いい意味で万人向けで観やすい映画ではないかと。

このシーンがイイ!

ユルゲン宅にロドニーが訪ねてきて、二人で会話するシーン。ここは良かったなぁ。

友達の輪的ご紹介相手のユルゲンが歳取ったエージェント、っていうのがかなりツボでした。若い兄ちゃん姉ちゃんだったら興醒めしてましたね。きっと。

ココが○

上にも書いた通り、キモの部分の設定に無理がないのが◎。かなり悪い予感のする設定なので、そこをクリアした時点で悪い映画じゃないなと。

ココが×

やっぱりいろんなところで勢い任せになってたのが、この映画の「突き抜けられない」ポイントでしょう。

MVA

ユルゲン役のブルーノ・ガンツがすごく好みだったんですが、ちょっと登場シーンが少なかったかなぁ。で、今回はこの人にしようと思います。

ジャニュアリー・ジョーンズ(エリザベス・ハリス役)

マーティンの奥さん。ハッとするような美人っぷりが良かった。ただそれだけ。

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