映画レビュー0611 『ミッション・トゥ・マーズ』

オデッセイ」公開当時、比較として名前をたまに見かけた気がしたので、録画しておいて観ましたよ、っと。

ミッション・トゥ・マーズ

Mission to Mars
監督
脚本
グレアム・ヨスト
ジム・トーマス
ジョン・トーマス
音楽
公開
2000年3月10日 アメリカ
上映時間
114分
製作国
アメリカ

ミッション・トゥ・マーズ

2020年、NASAの火星探査チーム第一陣が火星に到着。地質調査で氷かと思われた場所へ赴き、調査していたところ、謎の“意思のある攻撃”により、4人中3人が死亡。1人の生死は不明という大惨事に見舞われる。この事態を受け、NASAは第二陣のメンバーを救出隊として火星に送ることを決めたのだが…。

うんざり展開てんこ盛り。

4.0

2000年の映画ってことで、感覚的には「割と最近」な気がするんですが、もう16年も前なんですよね…。

比較したわけではないのでいい加減な感覚ですが、なんとなくこの時代らしい「ベタ要素」が大盛りに盛られていてですね。もー今となっては観ていられない。序盤からうんざりしきりの映画でした。

「オデッセイ」風に、1人残された仲間を救いに行く…のはいいんですが、それが主題ではなく、その後の「未確認建造物の真相」がお題目なので、結局話もどっち付かずだしどっちも大して盛り上がらないという、ダメ娯楽映画の典型な感じ。ブライアン・デ・パルマってこんなダメだったっけ…とちょっとショックを受けるぐらい、ひどかった。

よくある「クルーが親友」のNASAの火星探査チームで、2回に分けて探査に行くよ、というお話がスタート。で、1チーム目のメンバーが大変な目に遭い、それを救いに2チーム目が向かい、着いたら「なんかどえらいもんがあったんだ」ってなことで真相究明、というお話。

まあつまらなかったので細かい話は端折りますが、まず一番気に入らなかったのが、夫婦でミッションに選ばれた二人のパート。もうこれみよがしにイチャイチャしてるんですよ。仕事中でも。アホか。

おまけに主人公はつい最近奥さんを病気で亡くしていて、それが原因でミッションから外れた、ってな説明までご丁寧にされているわけです。なのに一緒にいる船内で「今ダンス踊ってますウフフフフー」とか船内放送して。自分だったらガン無視か激怒ですよ。気遣ってる風のくせに、わざわざこれみよがしにイチャついてカサブタ剥がしにかかるこいつら正気かよ、と。子供亡くした夫婦に「息子が生まれました!」って年賀状を送るレベル。リア充爆発しろ。文字通りの意味で。

んで、まあその辺はある程度僻みも入ってるのでスルーしてもいいんですが、ただ…良い歳した夫婦がこれほどキャッキャウフフ見せつけてくると、もうどーーーーーーーーーー考えてもフラグじゃないですか。ああ、どっちか(もしくは両方)死ぬんでしょ、っていう。

もうね、こういう作り辞めて欲しいわけ。単純すぎるから。そんであからさま過ぎて泣けないわけ。

細かくは書きませんけどね、もうそんな感じなので大体「ああ、ここで来るか」ってわかるわけぇ。驚きもまったくないし、当然悲しみもまったくないし、「消化したね」ってなもんですよ。

あとね、第二陣の宇宙船がピンチに陥ったシーン。もうぜんっぜん意味わかんないんですが、主人公が頑なにヘルメットしないんですよ。空気がなくなるよ、って再三言われてるのに。

で、予想通り気を失うわけ。で、もちろん助かって「おかえり」とか言われるわけぇ。

アホか!!!!!! お前ホントに大学出たのか

わざわざピンチを作り出すために行動して、その通りピンチになり、でも助かって「あーよかった」って誰が思うんじゃボケェ!!!

とまあちょっと過激な物言いになりましたが、終始そんな感じでもうひどくベタ。「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」みたいな感じ。伏線っぽいセリフもあからさまにわかるし、すべてが予想を超えてこないガッカリ映画でした。

昨今は「シン・ゴジラ」よろしく人間ドラマを入れないのが正義、みたいな風潮ですが、確かにこんな陳腐でザ・アメリカなベッタベタドラマを盛り込まれたらウンザリしますよ。もうバカバカしくてね。いちいち。安っぽいドラマが。

で、ひたすらそれだけならまだしも、最終的には違う方向に攻めていくので、もうとにかく中途半端なんです。これはなー。今だから、っていうより、もう公開当時からきつかったんじゃないか…。今更こんなドラマに惹かれる人、いませんよ。

ということで観る価値無し! 「オデッセイ」2回観た方が全然有意義です。

このシーンがイイ!

無しかなー。

ココが○

無しかなー。

ココが×

とにかく安っぽい人間ドラマ。中でもやっぱり一番「はぁ???」ってなったのは上に書いたダンスとノーヘルシーンだな…。意味がわからない。物語を盛り上げる(盛り上がらないんだけど)ために、わざと理にかなわないことをする、って一番醒めますね。

MVA

ということでおなじみなんですが、つまらなかった映画は誰でも良いよ、なんですけどね。まあ一応。

ティム・ロビンス(ウッディ・ブレイク役)

ノロケ夫婦の旦那の方。なので役としては好きではないです。ただ、まあ存在感としてはなかなかだったかな、と。

ティム・ロビンスは「ショーシャンクの空に」以外はなんか悪役とかパッとしない役が多い気がしてたので、ある程度見せ場がある役が充てられてよかったね、との思いもありつつ。最近観ないけどどうなんでしょうか。

あとドン・チードルのイマイチ感。やっぱりバシャー(オーシャンズ)が良すぎたな、この人は…。

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